パントリーを取り入れた間取りの変更を伴うリフォーム工事の
ご依頼をいただきましたお施主様と打合せをさせていただきました。
最近、新築やリフォームで「パントリー(食品庫)」を取り入れるご家庭が
増えています。パントリーは単なる収納スペースではなく、キッチン周りの動線を
スムーズにし、毎日の食事づくりや買い物のストレスを軽減してくれる心強い存在です。
パントリーとは?
パントリーとは、食品や日用品などを保管しておくための
小さな部屋や収納スペースのことです。
もともとは欧米の住宅に多く見られるもので、保存食、缶詰、調味料、
さらには掃除用品や防災グッズなどを収納する場所として使われています。
最近では、日本でも「見せない収納」としてパントリーの需要が高まりつつあります。
パントリーのメリット
1. キッチンがスッキリ片付く
よく使うものをパントリーにまとめておけば、
キッチンの引き出しや棚に余裕ができ、料理がしやすくなります。
2. 買いだめに便利
特売日やまとめ買いのチャンスに多めに購入しても、
パントリーがあれば非常食や災害時の備蓄品も収納することができます。
3. 家事動線がスムーズに
キッチン横に配置することで、「出す・使う・しまう」
が自然に完結。料理の時短にもつながります。
パントリーを取り入れるポイント
◎ 場所選びがカギ
理想はキッチンからすぐにアクセスできる位置。
勝手口に近い場所にすれば、買い物後の収納もラクになります。
◎ 棚の高さと奥行きに注意
奥行きが深すぎると「奥のものが取りづらい」問題が発生。
可動式の棚や、手前と奥で使い分けられる収納アイテムがあると便利です。
◎ 使う人に合わせた設計を
調味料が多い方、非常食を多めに備蓄したい方、
キッチン家電を収納したい方など、家庭ごとに使い方が異なります。
ライフスタイルに合わせたレイアウトを考えると失敗が少なくなります。
パントリーは、限られたスペースでも工夫次第で驚くほど暮らしが
快適になります。新築やリフォームをお考えの方は、
パントリーについても検討してみてはいかがでしょうか?










