以前は和室を洋室に変え床をフローリングに。
というご依頼も多かったのですが
ここ数年は、和室の良さを生かしたい。と畳を大切にされる方も
増えてきました。お客様から
〇 イグサの香りが落ち着きます。
〇 くつろぎたい時に寝転がれる空間があるのが嬉しいです。
などのお声をいただきます。
畳をリフォームする時には表替えと畳替えなどがあります。
表替えとは、畳床はそのままで、畳表と畳縁を新しく付け替えることです。
時期の目安は、畳を新調した時点から考えて約7年程度。
畳表がほつれたり汚れたりしていても、畳床が傷んでいない場合は
表替えをすることで、畳は新品のように生まれ変わります。
畳替えとは、古い畳を処分し、新しい畳と交換することです。
畳を新調する目安は、約20年後となります。
畳床が劣化していたり、畳に隙間ができてしまったりしたら、裏返しや表替えでは直すことができません。
このような場合は畳替えになります。
畳床とは、畳の芯となる部分です。
元来は、天然素材の藁(わら)が利用されていました。
最近は、木質繊維を圧縮したボードや発泡スチロールなどが使われることも多くなりました。
これらは藁床に比べて、軽量で断熱性や耐湿性に優れているというメリットがあります。
畳縁の色やデザインは色々とあり、お選びいただくものによって
お部屋の雰囲気も変わります。