リノベーション工事のご依頼をいただいておりますお施主様と
建具の打合せをさせていただきました。
建具とは、建物の開口部に取り付けてある、ドアや窓、襖などの総称です。
空間を仕切ることや人や物の出入り、採光、換気、通風、またはそれらの遮断などを目的に用いられます。
室内の建具は大きく分けると開き戸、引き戸、折れ戸があります。
開き戸とは、丁番(ちょうばん)を軸に弧を描いて、前後に開閉するドアのことです。
引き戸は横にスライドさせて開けるタイプの扉です。
左右どちらかの一方向のみにスライドできる「片引き戸」や
2枚以上の戸が左右どちらにも動かせる「引き違い戸」
2枚の戸を両サイドにスライドさせる「引き分け戸」などの種類があります。
折れ戸は、扉を中折りにスライドさせて開くタイプの建具で
クロゼットの扉によく用いられます。開き戸のような扉1枚分の開閉スペースも
引き戸のような開けた際の引きしろスペースも不要ですが
ドアを折りたたんで開く分のスペースが必要です。
建具の色やデザインも豊富で選ぶものによってお部屋の雰囲気がガラッと変わります。