「真壁和室の柱や長押(なげし)が経年劣化のため黒ずんできたので
綺麗にしたいのだけれど費用はどのくらいかかりますか。」というお問合せをいただきました。
(※長押とは:柱と柱を繋ぐ形で水平に取り付けられた化粧材のこと)
「真壁(しんかべ)」とは柱や梁などの構造材を見せる仕上げ方法です。
日本の伝統建築や本格和室には真壁が採用されることが多い施工方法です。
これに対して「大壁(おおかべ)」があります。
大壁とは、柱や梁などの構造体を壁で隠す仕上げ方法です。
現在の住宅の多くはこの施工で仕上げられています。
黒ずんできた柱や長押は、まず「アク洗い」という施工をした後
丁寧に研きをかけて仕上げていきます。
当社では、6帖の和室の場合の費用は約5万円です。
壁はそのままでも、柱や長押を研くことでお部屋全体が明るくなります。