立川市にて新規の掃き出しサッシ工事をさせていただいております。
元は一間半の掃き出し窓が二つ並んでいたのですが耐震性を考え
一方の幅は一間半、もう一方は一間にしてその間に三尺の壁を新規につくりました。
「間？尺？」
建築を携わる方、特に大工さんは日本古来の計量法である尺貫法で測ったり人に伝えたりします。
それは、日本の建物の多くは尺貫法が基準になっているからなのです。
(メーターモジュールと言ってメートル法が基準になっている建物もあります)
1寸は約30.3mm
1尺は約303mm
1間は約1820mm
1坪は1間×1間(約1820mm×約1820mm)
です。
もう一つおまけの話ですが、大工さんなど職人さんは長さを人に伝える時ミリメートルを使います。
例えば 1ｍ80cm のことを 1800 と言います。
それは、単位がmmなのか、cmなのか、mなのかバラバラだと
間違えて伝わってしまうおそれがあるためです。
100mmと100cmでは全然違いますよね。
お打合せの時には、お客さまにはcmやmを使ってできるだけ分かりやすいように
お伝えしようと心掛けていますが、もし分からない言葉が出てきてしまったら遠慮なく聞いてくださいね。
いい施工をするためにお施主さまとの打ち合わせはとても大切ですから。
