2月4日(土)に立川市自治会連合会主催による「防災フェア」に
地元自治会長として参加してきました。
そこで、テレビにもよく出ている防災・危機管理アドバイザーの
山村武彦さんの講演を聞いてきたのですが、どれもが目からウロコのような
お話ばかりで衝撃的でした。
「皆さんの中でここ立川に大地震がくると思っている方手を挙げてください。」
との質問には、会場のほぼ100%の方が挙手されていました。が、その次の質問の
「その大地震が明日くると思っている方手を挙げてください。」には、
10%くらいしか手が挙がりませんでした。
人は大災害が起こっても、自分には起こらないだろう。と考えてしまうのだそうです。
そして、いざ災害が起こった時には、心の準備もできていないために「凍りつき症候群」
といって、逃げようと思っても足が前に出なかったり、まず何をすればよいのかがわからなくて
ただその場にいるだけの状態になってしまうのだとのこと。
それから、私たちが行っている避難訓練(消火訓練・応急救護訓練など)は、どれも災害が起こった後のこと。
火を出さない訓練、閉じ込められないようにする訓練などなど…災害を起こさない訓練の方が
もっと大切だということを学びました。
自分の命は自分で守ること、そして、ご近所の方々が助け合う「近助」の精神で、普段から
元気な人は助けられる人から助ける人になる。みんなの立ち位置を認識し合えば
ずっと住みたいまちになる。
他にも盛りだくさんでしたが、大変ためになる時間でした。
私たちは、工務店として皆さまにより一層幸せになっていただくための家づくりを
させていただいていおりますが、そのためにはお施主さまのご近隣の皆さまとのつながり含めて
より大切に考えていこう!と心新たにした一日でした。